7 各種注記
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7-1 頻度
7-2 用法指示・語形指示
7-3 可算名詞・不可算名詞
7-4 注記とコラム
7-4-1
7-4-2
7-4-3
7-4-4
7-4-5
7-4-6
7-4-7
7-4-8
7-4-9
7-5 誤文訂正
7-6
7-7 使用域レーベル
7-8 百科解説
7-1 頻度
頻度を表すために注記などでいくつかの定型表現を用いる. 大まかな目安は以下の通り.
なお, もともと高頻度の語では, 割合としては20%であっても相当数の用例に出合うことが予想されるので, そのような場合は 比較的まれ ややまれといった表示も用いた.
7-2 用法指示・語形指示
語義項目を探す際の目安となるよう, 否定文で や 命令文で を始め, 形容詞の叙述用法を表す be 〜 , 限定用法を表す の前で , 動詞の受け身用法を表す be ~ed など, ある程度定式化した用法指示・語形指示は, 各語義項目の先頭に で囲んで示した.
7-3 可算名詞・不可算名詞
数えられる名詞(可算名詞: countable noun)には , 数えられない名詞(不可算名詞: uncountable noun)には を付す. A/B/Cランク語では, 両者の使い分けを必要に応じて詳述し, D/Eランク語では, と のように優勢な用法を先に示して簡略表示する.
7-4 注記とコラム
さまざまな文法・語法に関する情報や語用論的情報は, ( ) に入れて示す. また, 数行にわたる場合は, などの囲み記事として扱う.
7-4-1
語の用い方についての注意・解説. 文法の解説を含む.
7-4-2
同種の表現や関連した表現で覚えておきたいもの, 日常語に関する表現や, 日本語表現に関連するものなどを解説.
7-4-3
類義語・類義成句などの解説.
7-4-4
特定のジャンルや分野に関連する語句・表現などを解説.
7-4-5
英・米の歴史・文化などの背景理解に役立つ解説.
7-4-6
語源や由来に関する解説.
7-4-7
日本人学習者が英作文の際に誤りやすいポイントを, 誤文例と正解を対比させて解説.
7-4-8
文章や会話における論旨の転換やつながりを示す談話標識(discourse markers)としてよく用いられる語句を解説.
7-4-9
コーパスを分析して得られた語法および語用論的情報を解説(p. xii の「コーパスとは」を参照).
7-5 誤文訂正
学習者が誤りやすいポイントについては, (×…としない), draw [× write] a mapのように, 誤用を×の記号とともに示し, 注意を喚起した.
7-6
行数の少ない項目で, 語義を補完するために連語情報を示す.
7-7 使用域レーベル
文体を始めとするさまざまな使用域(register)を で示す(前見返しの「略語表」を参照). かたく (堅苦しい(formal)文体), くだけて (くだけた(informal)文体), 書 (書き言葉(written)), 話 (話し言葉(spoken)) などの表示を用いる. これらの表示は, くだけた話 や かたい書 のように組み合わせて用いることもある. 類義語を示す場合など, ある語と比較しての使用状況を示す場合, ややかたく やや古 のように示す場合がある. 性差別的ととられ得る語については 男女共用 として性差を示さない表現を挙げた.
7-8 百科解説
語の背景・百科的解説などは, 訳語・用例訳の後に に入れて示す.